12日、シノケングループ(東証ジャスダック)は2020年12月期の決算発表を行った。売上高は952億円(前期比0.5%減)、経常利益は84億円(同5.8%減)を計上。コロナ禍による営業活動の縮小などから、不動産セールス事業が前期比8.5%の減収となったことが減収の主な要因となった。また、不動産セールス事業の減益(同18.7%減)のほか、不動産サービス事業における不動産テックへの先行投資、ゼネコン事業の人件費ほか上昇により減益となった。それでも収益は堅調に推移し、棚卸資産や借入金の圧縮などから自己資本比率は47%に上昇(同3.6ポイント増)させている。
21年12月期は、20年7月に組成し運用を開始した私募REITに200億円規模の資産を追加し、総額300億円の資産規模での上場を目指すといい、同期は売上高1,050億円(前期比10.3%増)、経常利益85億円(同0.8%増)を予想している。
【永上 隼人】
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