顧客目線で、あらゆるニーズに対応 細部に至るまで一切の妥協をしない
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(株)タチカワ
選任スタッフによる 丁寧なヒアリングと適切な提案
(株)タチカワは1967年4月、立川順一氏が「立川塗装店」として個人創業、84年10月にタチカワとして設立された。主力事業は賃貸マンション・アパートの建設で、毎期4棟から5棟の建設を手がけている。そのほかにも住宅リフォーム、店舗の改装などを手がけるほか、宅地建物取引なども行っている。
賃貸アパートやマンションなどの賃貸集合住宅を経営するメリットとして、「家賃収入が得られる」「節税対策になる」ことが挙げられる。同社ではオーナーが所有する土地活用法の提案からプラン作成・建物の建築・入居、家賃保証の紹介まで行っている。
まずは賃貸集合住宅の経営を希望する人がイメージを膨らませやすいように、同社が手がけた物件に案内する。実際に同社の物件を見てもらうことで安心感・信頼感を抱いてもらうために行うもので、イメージをつかんでもらった後は選任スタッフによる丁寧なヒアリングを行って、要望などを詳細に聞き取ったうえで、その後具体的な提案を行っていく。
賃貸集合住宅の経営を希望する人の多くは、建物に関しては「素人」だと言ってもいい。当然、誤った戦略や身の丈に合わない要望をもっていることが往々にしてある。それらを1つひとつ丁寧にヒアリングし、完全に納得してもらったうえで初めて契約を結んでいる。
賃貸集合住宅オーナーの悩みの種の1つに、煩雑な管理業務が挙げられる。同社では「地域で一番輝いている物件に」という合言葉のもと、管理業務を行っている。主な管理業としては、(1)「家賃管理・送金」月額家賃などの集金を同社が行い、オーナーに送金。(2)「入居者募集業務」募集図面作成や現地看板の設置のほか、インターネットや主要な不動産会社を使った告知を行う。空室の案内時に良い印象をもってもらえるよう、定期的に空き室清掃や小物の設置を行う。(3)「入居者管理」入居者からの緊急のクレームにも素早く対応し、入居者が安心して生活できるようにサポートを行う。また、入居・契約更新・退去などの事務手続きをすべて代行する。(4)「建物管理」同社の社員が定期的に巡回し、建物・敷地内に異常がないかをチェックするほか、清掃を中心とした共用部の維持管理をする。消防設備、給水設備など建物の構造、規模などに応じて点検・報告書を作成する。
こうした業務を行うことがオーナーの負担軽減へとつながり、ひいては顧客満足度の向上へとつながっている。
顧客の利益を最優先に考える「顧客第一主義」
賃貸集合住宅が高い利回りを得られるかどうかは、大まかに言って「立地」「外観」「内装」「機能」にかかっていると言ってもいい。多くの人が「住みたい」と思うような魅力的な立地でなければ、高い入居率を維持することは難しい。同社では一定水準の利回りが得られると確信できた土地しか取得していないという。
この考えは創業以来、一貫しており、「遊休地を活用したいので集合住宅を経営したい」などの要望があったとしても、「利回りが得られない=顧客のためにならない」場合、仕事を請けていないという。建設業者なので建物を建てれば当然利益が上がるわけだが、長年にわたって顧客の利益を最優先に考える「顧客第一主義」が、同社への高い信用につながっている。
高い品質を誇る「住みたくなる賃貸集合住宅」
同社が手がける賃貸集合住宅は非常に品質が高いと定評があり、目立つ箇所から、コンセントの位置といった細部に至るまで決して一切の妥協をせず、顧客が常に「住みたくなる賃貸集合住宅」の建設を目指している。
しかし、こだわりが強過ぎるあまり、コストがかさんでしまっては本末転倒だろう。そのため同社では独自の仕入れルートを開拓し、高品質かつ低価格で部材を仕入れているという。高い利回りを得ることが顧客の目指す第一の目標であり、それを叶える手助けをすることこそが同社が目指す理想の姿なのだ。
増え続ける「ファン」 設立40周年、50周年に向けて
84年の設立から今年で37年目。会社の設立以来、同社の「ファン」は着実に増え続けているそうだ。さらに、築き上げてきた「信用」によるものなのだろうか、同社が受注する賃貸集合住宅の多くは既存顧客からの紹介物件で、紹介が紹介を呼ぶという好循環にあるという。同社を一言で表現すると「人に紹介したくなる企業」。顧客第一主義を貫いてきたからこそ、この言葉がピッタリ当てはまるといえるだろう。
また、同社社員一同の仕事に対する真摯でストイックな姿勢にも好感がもて、学ぶべきところが大いにある。現場で工事を行う業者の方々に対しても礼節を重んじており、その結果として良い仕事=良い建物が完成する。良い建物ができることで入居率が上がり、顧客の目的が叶う。そして新たな紹介へとつながっていく。こうしたサイクルは会社設立以来、長年積み上げてきた同社の仕事に対する真摯な姿勢の賜物だといえる。真摯に仕事に取り組み、実績を積み上げる。こうした姿勢は同社のみならず、あらゆる業種に必須なものだろうが、「いうは易く行うは難し」で、それを実行し続けることは想像以上に難しいものと思われる。
上記のような困難なミッションをクリアし続けた同社。設立40周年、その次の50周年になるころには「ファン」がさらに増加し、それに比例して紹介も今以上に増えているであろうことは想像に難くない。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:立川 善浩
所在地:福岡市早良区賀茂2-41-11
設 立:1984年10月
資本金:4,000万円
TEL:092-863-2123
URL:http://e-tachikawa.com
<プロフィール>
立川 善浩(たちかわ よしひろ)
1973年1月31日生まれ、47歳。大阪府出身。神戸学院大学を中退。2005年4月に(株)タチカワに入社。15年10月にタチカワの代表取締役に就任。関連キーワード
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