2024年12月23日( 月 )

【読者ご意見】尾身氏による東京オリンピック開催への警鐘

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 NetIB-Newsでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。今回は政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の尾身茂氏が東京オリンピック開催に伴う感染拡大のリスクに警鐘を鳴らしていることについて寄せられた読者の意見を紹介する。

   尾身茂会長が黙っていれば、オリンピックで感染爆発が起きたとき、専門家である尾身会長の責任にするつもりだったのだと思います。

 『そのような提言は専門家からありませんでした』と。尾身会長もバカではありませんから、理解しておられるのでしょう。時期がきたと感じたのだと思います。ご自分を守るためにも当たり前の行動です。

 みんな最初から尾身会長の責任にするつもりで、分科会を設置していたのですから。最初から専門家の意見など聞く気などはないと思います。何かあったときの保険です。尾身会長は良かったです。気がついて、行動を起こすタイミングと思います。

 政府は、尾身会長に最初からお願いしない方がよかったのでは、尾身会長の経歴知っていますか?と問いたい。。

 かつて中国主導部を『ポリオ感染対策』で動かした人です。WHOからも一目置かれる人です。しかし 今回は日本政府にかなり遠慮していました。指導・提言をありがたく聞くべきです。能無し政府は何もできなかったのだから、尾身会長も政治家がこんなに馬鹿だとは思わなかったでしょう。知ってガッカリし嫌気がさしており、解任覚悟の発言と思います。

 尾身先生の勇気、気概は、杉原千畝のように将来まで尊敬されるだろうと思います。次に政府は尾身会長のスキャンダルを仕組んで出してくるでしょうね。なぜなら、国民の尾身会長への信用を潰さないといけませんから。

 次回の菅首相の記者会見には、尾身さんは、同席しないと思います。同席しても180度、違う見解だとしたら面白いです。

 政府の諮問委員会って、あらかじめ、官僚の言いなりの委員を選ぶのだが、【尾身の反乱】は、官僚、官庁、与党(自民党)にとっては、予期しなかったことと思います。

 尾身さんにもプロとしての矜持があったわけで、今までの御用学者と一線を画しています。本来、何事もなければ、長年の業績からみて、叙勲候補者だと思っていたのですが、気骨をみせてくれました。

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