2024年11月22日( 金 )

【読者投稿】「データ・マックスに腹が立ちました」~読売新聞パワハラ告発の余波

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 10日に配信した、「【内部告発】読売新聞社で悪質なパワハラ被害 社内ではうつ病蔓延」記事が、マスコミ関係者の間に波紋を広げている。なお昨日、読売新聞社広報部から当社主筆コダマのもとに連絡があったものの、コダマは「なにをいまさら。取材は終わった!」と対応を拒否した。

 以下は、10日の午後10時ごろに寄せられた「ご意見メール」だ。読者の皆さまは、どのような感想をおもちになるだろうか。

【データ・マックス編集部】

ネットサーフィンから、読売新聞のパワハラの記事を読みました。
腹が立ちました。貴社に。

御社の主筆が何者なのかは知りませんが、主筆の御託を載せるのではなくて、取材の結果、パワハラは事実なのか、読売新聞社の見解はどうなのか、「つかむことができた」実態の中身を掲載するのが編集部の役割ではないですか。

会社のパワハラに悩む人々はたくさんいます。主筆とやらの新聞記者論なんてどうでもいいです。ただ情報提供を載せるだけではなく、読者の期待に応える記事を読みたかったです。

主筆の御託を紹介するだけなら、それこそ読売新聞と変わらないのではないですか。
記事を読み進めてあまりにもひどい内容にがっかりしたので、書かせていただきました。

この記事も読みました。
老化は確実に進む(6)朝日も読売も劣化し、崩壊寸前、役目を終えた新聞メディア

>> 読者も同感ではないか。「記者が自身について名乗らないとは記者の資格がない」と断じられると思う

とありますが、同感ではまったくありません。パワハラという事実と、記者が名乗って情報提供するかどうかは別問題だと思います。

仮に、読売新聞の記者が情報提供するには名乗る必要があって、九州電力の社員が情報提供するには匿名でよいのでしょうか。

その是非はどこかで議論していただくとして、名前を知っている大きな企業でパワハラが起きたという情報を御社が取り上げたからには一読者として知りたいのは、事実関係とその背景、会社の見解です。

【内部告発】のページでは、
>> 自社内で起きたパワハラについて弱小ネットメディアに「不正を正してください」と助けを求めるとは、いったいどういう了見なのか。「自社媒体をもつのであれば、そこで堂々と論戦すればよい!」

とありましたが、自社内のパワハラについて、自社の新聞上で論戦しろ、ということでしょうか。
意味がよくわかりませんし、そもそもそんなことはどのマスコミ&メディアもするわけがないと思います。御社におきかえて、そんな内容を掲載するのでしょうか。

マスコミの記者なら情報提供に名乗りが必要で自社媒体での論戦が求められて、九州電力の社員だったら素直に取り上げてもらえるのですか。

要は、パワハラという事実そのものに目を向けた記事を読みたいということです。

御社を攻撃、中傷したいのではありません。情報提供してきてくれた記者に、パワハラに悩む読者の期待に応える記事を期待しています。

 

▼関連記事
【内部告発】読売新聞社で悪質なパワハラ被害 社内ではうつ病蔓延
【緊急寄稿】読売記者のパワハラ告発について

(2)

関連記事