千葉県、健康食品2品から医薬品成分を検出

　千葉県は2日、インターネット上で販売されていた健康食品2品から医薬品成分が検出されたと発表した。

　県は今年5月にインターネットを介して健康食品を試買し、千葉県衛生研究所で含有成分を分析。その結果、『Royal Honey VIP』（12袋）、『Power52』（24袋）というシロップ状の健康食品から、医薬品成分のタダラフィルを検出した。2品とも製造（輸入）・販売業者は不明という。

　タダラフィルは国内で勃起不全治療薬として承認済み。副作用は頭痛、潮紅、ほてり、消化不良など。2品の摂取により健康被害が発生する恐れがあるため、県では使用しないように呼びかけている。

【木村　祐作】