【コロナ禍の明暗(1)】三井物産は通期予想を上方修正、JR九州は最終黒字 第1四半期決算
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三井物産が3日、2022年3月期第1四半期の決算発表(連結)を行った。売上高は2兆6,580億円(前年同期比44%増)、税引前利益は2,561億円(同151.2%増)、純利益(連結)は1,912億円(同205.7%増)を計上したと発表した。業績好調の理由について、鉄鉱石事業、自動車、トレーディングなどが牽引したとしている。
そのうえで、通期予想について、純利益(連結)を4,600億円から6,400億円(前年比90.8%増)へと上方修正したことを発表した。主に金属資源・エネルギーの好調を見越したもの。
JR九州は、3日に発表した同期決算によると、最終利益9億円を計上し、黒字を確保した。JR本州3社(東日本・西日本・東海)がいずれも最終赤字となったのとは対照的だ。
【茅野 雅弘】
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