企業と企業、人と人とが結ばれて 社会と事業は次の時代へ受け継がれる
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(株)Kアライアンス・ジャパン
代表取締役社長 岡 崇史 氏明確な問題意識としかるべき自己投資 未来を考えるなかで訪れた出会い
激動の戦後日本の各フェーズをたくましく生き抜き、日本社会を支え続けてきた中小企業経営者も、いまやその多くが事業継承に直面する時期に入った。とくにこの度のコロナ禍では、これまで蓄積してきた技術とノウハウを新たな時代に活かせるよう、事業の総括と後継者育成が急務であることが痛感された。そんないま、大いに注目を集めているのが、(株)Kアライアンス・ジャパンの岡崇史氏である。「アライアンス型経営」戦略で知られる川邊康晴氏の理念と事業をしっかり受け継ぎ、自らも「100年企業」を目指して日々実績を積み上げている若き経営者だ。
運命の出会いは岡氏が24歳の時。「単品営業」だった当時の勤め先に将来への不安を、そしてもっと活躍できる場があるのではないかと感じ、幅広い知見を求めて様々な会合に足を運ぶなか、川邊氏が当時社長を務めていた西銀経営情報サービスが主催するセミナーに参加したことがきっかけだった。大企業の名経営者たちを登壇者とし、参加者も参加費もそれ相応の豪華な集まりにあって、若い岡氏の存在は主催者の目を引いた。そして、上梓されたばかりの川邊氏の著書が贈られたのだった。拝読後、お礼を兼ねてお目にかかりたいと連絡し、面談を果たした岡氏はすぐさま直感したという。「色々な会社を渡り歩くのではなく、企業間のマッチング事業に携わるこの方のもとで勉強すれば、世の中の種々の企業活動を一度に見ることができる」。明確な問題意識と自己投資が「ご縁」をもたらしたその瞬間である。
「信頼の人脈は宝」:師の教えを社会と会社の持続に、そして次世代に
かくして2002年、岡氏は川邊事務所に入所し、会長のそば近くで仕事を覚えていった。05年には事業継承の「器」としてKアライアンス・ジャパンが設立され、11年に34歳の若さで同社社長に就任する。歩みを支え続けてきたのは、「若いうちに自分を信頼してもらえる人脈をつくりなさい。いいものを提供できて、なおかつ信頼の人脈があれば、将来何があってもお客さんがいなくなることはない」という会長の言葉。入所当初は半信半疑だった岡氏も、継続して20年が経過したいま、九州でのアライアンス実績の評判を聞いて訪れる相談者を迎えながら、師の事業を後世に永く残していきたいと心から願う。
かつては先駆的だったマッチングプロデュース(ソリューション)も、社会的ニーズの高まりを受けて、いまや多くの金融機関が注力する事業となった。強大なネットワークを有するビジネスマッチング機能の出現を、「地元企業は、新たな一歩を踏み出すためにも、これをどんどん活用するべき」と歓迎する岡氏。そのうえで、「事業の新たな柱を作っていくとともに、川邊会長のもとで自然に身についた、九州の地域企業のお役に立つ経営情報をお届けすることで地域に貢献するという志と、信頼を通じて長く続くネットワークづくりに、引き続き尽力したい」と、意気込みを力強く語る。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:岡 崇史
所在地:福岡市中央区大名2-4-19
設 立:2005年9月
資本金:300万円
TEL:092-732-0237
URL:http://k-alliancejapan.co.jp
<プロフィール>
岡 崇史(おか たかし)
1977年大分県生まれ、広島県呉市育ち。ISO認証取得コンサル会社の営業職を経て、2002年川邊事務所に入所、同所会長・川邊康晴氏のもとで10年間ビジネスマッチングを学び、11年5月に(株)Kアライアンス・ジャパン代表取締役社長就任。アライアンス型経営戦略の実践を数多くの企業にコンサルティングし、業績向上に貢献し続けている。関連キーワード
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