【衆院選2021】福岡9区・無所属の緒方林太郎氏が当選確実
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北九州市八幡西区などを選挙区にもつ福岡9区は、県内選挙区で唯一、無所属候補が勝利した。当選を確実にしたのは、前回2017年の選挙の前まで民進党福岡県連代表を務めた緒方林太郎氏(48)。
緒方氏は県立東筑高校を経て東京大学法学部入学。在学中に最年少で外交官試験に合格、東京大学を中退して外務省入省。前回選挙では、希望の党から立って落選。浪人中は2千日超の辻立ちを繰り返した。今回の選挙では人口減(少子化)対策や財政再建を訴えて幅広い支持を集め、選挙戦序盤から自民前職の三原朝彦氏(74)を引き離した。
外務省で同僚だった妻と娘の3人家族。父親は経済的理由で大学進学を断念。大学在学中は東大受験専門塾「鉄緑会」で講師のアルバイトも。東筑高校の2学年下に、最年少(1999年当時)で芥川賞を受賞した作家の平野啓一郎氏(46)。
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