
(株)ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のiBankマーケティング(株)(福岡市)と(株)北日本銀行(岩手県盛岡市)は10月26日、iBankのスマホ向け資金管理アプリ『Wallet+(ウォレットプラス)』の導入協議を始めることで基本合意した。東北地方の地銀が『Wallet+』を導入するのは初めて。
『Wallet+』は、アプリをスマホに取り込み銀行の口座を登録すると、スマホ画面上で口座残高や収支明細を確認できる。アプリ内に貯蓄口座を開くと貯蓄できるなど多彩な機能がある。
2016年7月にサービスを開始しFFG傘下3行(福岡、十八親和、熊本)のほか、22年夏にサービス開始予定の八十二銀行(長野市)を含め資本関係のない7行の計10行が導入済み。21年9月現在、アプリのダウンロード数は170万件に上るという。
北日本銀行は北東北地方(青森、岩手、秋田3県)唯一の第二地銀。預金残高は20年3月期で1兆3,169億円。iBank社とは金融サービスプラットフォーム事業参加に向けた協議も始めた。
【南里秀之】
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