高断熱・高気密資材と換気システムで気候変動にも左右されない住環境を
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(株)フビロ 代表取締役社長 福吉 浩樹 氏
快適な室内環境を追求する業界の先駆者
「住み心地の良い家」と一口に言ってもそこには複数の条件が挙げられるが、どの季節も快適な室内空間でいられることも重要な要素だ。そこで注目したいのが、(株)フビロの「高断熱・高気密」へのこだわりだ。1998年に設立された同社は、多様な住宅資材・システム販売や施工を手がけている。とくに、「空気清浄機」「換気システム」「エアコン」のメーカー3社とタッグを組んで独自の空調システム「Fテック空調」を構築するなど、高断熱・高気密を創業時から積極的に取り入れている、業界のパイオニアとしても知られる。「寒い冬場に室温を一定に保つことができるのはもちろんですが、夏場にも効果を発揮するのが高断熱・高気密の住宅です。とくに猛暑となりがちな九州の夏にこそ、より快適な住まいを実現するのが私たちの使命だと考えています」。そう教えてくれたのが、代表取締役・福吉浩樹氏。エアコンなどの電力を最低限に留め換気システムと組み合わせることで、クリーンで心地よい室内空間を実現できるから、コロナ禍においても同社への需要は一層高まっているのだという。
顧客に一番に求められる存在に
事業の根幹を担うのが、気密・風量測定事業。建築する住宅の気密性や換気システムが正常に作動するかを事前に確認する測定業だ。気密測定技能者の資格を持つ従業員が専門の機械を使って測定作業をするのだが、同社の場合は、測定結果の詳細な報告とともに改善提案まで行うことで顧客である工務店からの信頼も厚い。「経験と知識を積んだたしかなスタッフばかりなので、確実かつスムーズな測定が可能です。その結果を基にどうすればより良くなるかということを考えるのも私たちの仕事。そこまで徹底してやっているので、顧客からは些細なことでも気になることがあれば、一番に相談をしていただけます。お客さまが必要とすることを全力でサポートするというのが、私たちの企業姿勢でもありますから」(福吉氏)。
日本の住宅環境を支える企業として、さらなる成長を目指す(株)フビロ。2020年には、配管資材や工具の販売を手がける(株)プレナム機工(鹿児島)とのグループ化を実現させた。相互に商材供給をするなど、顧客に対してワンストップで役立てられるようなシステム構築にも注力しているところだという。「気候変動により、これからは高断熱・高気密がより求められる時代になってきます。住む人の健康のためにも、私たちの事業をこれからも突き詰めてまいります」(福吉氏)。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:福吉 浩樹
所在地:熊本市南区江越1-26-9(本社)
福岡市早良区早良1-1-64(福岡営業所)
設 立:1998年10月
資本金:1,000万円
TEL:096-311-2072(本社)
092-407-1617(福岡営業所)
URL:https://jubilo-net.co.jp/
<プロフィール>
福吉 浩樹(ふくよし ひろき)
1976年1月、鹿児島県生まれ。22歳でプレナム機工(有)に入社、2010年に代表取締役社長に就任。12年に取引先メーカーから北部九州での代理店要請を受け、福岡営業所を開設。20年、(株)フビロをグループ会社として迎え入れ、相互のシナジー効果でサービスの拡充を図る。
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