2024年11月13日( 水 )

メディア事業の落ち込み続く 西日本新聞社 22年中間決算は減収減益

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)西日本新聞社(福岡市中央区、柴田建哉社長)の22年3月期中間連結決算(21年9月期)は、売上高が前期の163億円から159億円(前年比▲1.9%)へ減収、経常利益は4億7,300万円(▲44%)、当期利益は1億3,100万円(▲68.8%)となり、昨年対比で減収減益となった。西日本新聞社単独でも、売上高が82億円(▲8.8%)、経常利益2億8,800万円(▲47.5%)、当期利益1億7,200万円(▲50.9%)となり減収減益。

 セグメント別に見ると、メディア関連事業の連結売上高が130億円(▲3.4%)、営業損失は7億1,700万円となり、昨年の営業損失4億2,200万円から赤字幅が拡大した。不動産事業は売上高21億円(+7.7%)、営業利益10億5,700万円(▲5.1%)で増収減益。

 メディア関連事業の赤字を不動産事業でカバーする状態が続いている。

西日本新聞社 22年中間決算

【緒方 克美】

関連キーワード

関連記事