新刊『コロナ騒ぎ 謎解き物語2――[メディア批判] 朝日から赤旗まで、私たちはガリレオの時代に戻ってしまうのだろうか』の出版にあたって(中)
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国際教育総合文化研究所・所長
寺島 隆吉 氏この『コロナ騒ぎ 謎解き物語2』を(株)データ・マックス社長の児玉直さまに謹呈したところ、「第2弾コロナ騒ぎ発刊、誠におめでとうございます。5冊ほど読者プレゼントをさせていただきます」というメールをいただき驚喜しました。
というのは前著を出したときも「5冊ほど読者プレゼントをさせていただきます」という嬉しい便りをいただいていたので、「私にとってもプレゼント第2弾」ということになるからです。
さらに、いただいたメールには「今年も何か一文をいただきければありがたいです」というお言葉に励まされてここまで書いてきたところに、私の主宰する研究所の一員から『謎解き物語2』を読んだ読後レポートが届きました。
読んでみたところ本書を紹介する絶好の書評になっているように思いました。そこで「今年も何か一文を」の最後としてこのレポートも転載させていただくというアイデアを思いつきました。本人の了解は得ています。
以下が、その読後レポートです。
読後レポート『コロナ騒ぎ 謎解き物語2』(1)
1.痛快!コロナの真実の検証本、第2作目
この本は、コロナについて多くの出版物があるなかで、昨夏私が最高に痛快で多くの根拠から真実を伝える本だと感じた『コロナ騒ぎ 謎解き物語1』の続編である。
この本の著者寺島隆吉先生のブログ「百々峰だより」および「翻訳NEWS」の愛読者である私は、Amazonで『2』が発売されると知り、シリーズ化して出版されることに驚喜した。Amazonでは、日本全国から相当な人が予約注文で購入するに違いないと思った。
実際にこの『謎解き物語2』を読んで、『謎解き物語1』を読んだときの衝撃が甦り、またこのシリーズ本だけが、他の多数のコロナワクチン否定本と比べて、真実の検証が数段上であることを確信した。
2.普段感じていること
私は中学校の教師であり、この著者寺島隆吉先生のブログ「百々峰だより」および『翻訳NEWS」の愛読者であり、そしてコロナワクチンを接種しない1人でもある。
昨年の夏休み、本校だけでなく、日本中の教職員のほとんどがコロナワクチンを接種した。当時、テレビをはじめとする報道機関は、「ワクチン接種後は、数日間の高熱が出ます」「腕が痛くなります」「頭痛持ちの人は、頭痛が出ます」「何の副反応も出ない人もいます」と、接種後の容態について前もって伝えておくことで、「高熱が出ても、腕が痛くても、持病が悪化しても当たり前」だと思い込ませることに成功していた。
さらに、ワクチン接種直前の人を取材し、その人が薬局でおでこに貼る熱冷ましのシートや解熱剤、頭痛薬、数日間分のゼリー状の補助食品を買い求める様子まで、テレビで放映していた。
もっとひどいことに、ワクチン接種をしない人たちがいることを鼻で笑うかのように扱い、「ワクチンが体におよぼす悪い影響の話は、すべてデマだ」「ワクチンを打たなければコロナは終わらない」「低迷している経済を戻すにはワクチンしかない」などと言い、反ワクチンの情報は一蹴するような扱いだった。
最近では、「持病などでワクチンを接種できない人がいるから、ワクチン接種パスポートは差別につながる」と、理由があってワクチンを接種できない人を擁護する報道があるが、それは「ワクチンを接種したいのだけれど、接種できない」人の擁護であって、「ワクチンは体に悪影響があるから打ちたくない」人の擁護ではない。
日本人は「みんな」という言葉に弱いと思う。「みんな(多数)」という言葉は、イコール「大丈夫」なことだと勝手に思い込み、少数だと不安に感じたり、デマ(社会に反発したいだけの人)だと感じてしまう。
「日本政府のいうことはほかの国に比べると安心」「日本は安心安全な社会なのだ」「日本政府は裏切らない」「日本は言論の自由が守られていて、報道は平等で正しい」などという勝手な思い込みもあり、本屋でワクチン接種反対の本が平積みされていても、そしていくら「百ヶ峰だより」「翻訳NEWS」で真実を伝えていても、それらの正しい情報から目をそむける。
心のどこかで、「ワクチンは危ないのではないか」と思っても、ワクチンを否定してしまえば大多数からこぼれ落ちる、村八分になりかねないから、認めることができないでいるのかもしれない。
私のまわりの教職員も、ワクチン接種後は部活動を休部にして、3日間まで補償される特別休暇をとり、職場復帰後は「まだ腕が痛くて上がらないんだよね」「一人暮らしだから、高熱が出るとすごくさみしいんだよね」などと話していた。誰1人として「このワクチン、体に悪くないのかな」とは言わない。
これまで私はいろいろなワクチンを接種してきたが、高熱で数日間うなされたり、腕が痛くて上がらなくなるようなワクチンを受けたことがない(さまざまなワクチンで後遺症などに悩む方々には申し訳ないですが)。
また、私の教えている生徒たちは、ワクチン接種を次々と受けているが、数日後に登校すると「先生、生まれて始めて、こんなに高熱が何日も出たよ」という生徒が多い。病気をしないような健康な体に、高熱が何日も出るようなワクチンを接種して寝込む我が子の姿を見て、保護者は何とも思わないのだろうか。
子どもの健康を気にして、無農薬野菜を使った手づくりの食事を食べさせているほどの家庭でも、ワクチン接種をさせていることに驚く。生徒たちはこれから子どもを産み育て、そしてまたその子が・・・と、次々と世代は続くが、健全な未来はあるのだろうか。
私は教師として、この本の著者・寺島先生の別の著書『英語教育が亡びるとき』(明石書店)で、「学び方を教え、転移する学力を身につけさせること」の大切さを教えてもらった。この本は英語教師だけでなく全教師の必読書だと思っている。
この学力こそ、今まさに、生徒だけでなく日本国中の皆が身につけたい力学力なのではないだろうか。真実を正しく知り、自分で考え判断し、自分の生き方を自分で決めることが、コロナからの真の脱却だと思うからだ。
(つづく)
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