ラグビー「宗像サニックス」、今季限りで廃部？

　ジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン3の宗像サニックスブルースの「今シーズン限りで活動休止。事実上廃部」というニュースが大手メディアを中心に報じられた。

　サニックス本社の広報は、この件について「ラグビー部の活動を継続するかどうかは現在検討中です。廃部という報道がありますが、今後について何も決定しておりません」とコメント。

　宗像サニックスの関係者は「昨日（2月15日）の夜、本社からラグビー部の選手とスタッフに伝えられました。まさに寝耳に水で、一同、困惑・混乱しております。今後どうなるのか不安です」とコメントしたうえで、「リーグ戦が残っておりますので、最後まで仕事を全うします。先のことは不安ですが、目の前の試合に集中するだけです」と決意を語った。

　宗像サニックスは、2月20日に北九州市で行われる第5節（VSクリタウォーターガッシュ昭島）を含め、今シーズンは残り6試合。4月9日の第10節（VS中国電力レッドレグリオンズ）で、宗像サニックスは活動にピリオドを打ってしまうのだろうか。

　九州ラグビー界の発展に多大な貢献をもたらしてきた宗像サニックスが活動休止、廃部となると、九州そして国内ラグビー界にとっての大きな損失となる。今後の動向に注目していきたい。

【難波　二郎】