2024年12月23日( 月 )

博多駅空中都市プロジェクト始動、2028年末竣工予定

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 九州旅客鉄道(株)(JR九州)が検討を進めていた「博多駅空中都市プロジェクト(以下、空中都市プロジェクト)」がいよいよ始動する。

俯瞰イメージ

 空中都市プロジェクトは、博多駅の線路上空を立体的に活用することで、博多駅の博多口と筑紫口の回遊性を向上させると同時に、国際ビジネス都市・観光都市に相応しい機能の拡充、新たな賑わいの創出を目指すもの。

 博多駅線路上空に新たな都市をつくろうという試みでもあり、博多駅から半径約500m、約80haを対象エリアに、容積率や高さ制限を緩和することでビルの建替えなどを促進する、博多コネクティッドを活用した取り組みでもある。

低層部イメージ

 空中都市プロジェクトの開発予定場所は、博多駅線路上空(在来線竹下側)。計画されているのは、オフィスやホテル、広場など。竣工は2028年末を予定している。

広場・通路イメージ

【代 源太朗】

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