流通企業の物流(4)トライアル、大型施設でコスト削減
-
物流をてこにコスト削減を実現したのがトライアルだ。2007年に福岡県田川市白鳥工業団地に総額約55億円を投じて建設した九州物流センターは、敷地約7万m2、地下1階・地上2階建て、延床面積約6万6,000m2と物流施設としては当時九州最大級で、生鮮のプロセスセンターや飲料水の瓶詰め加工設備を併設した。庫内作業には中国煙台市の現地法人を通じ、研修生名目で人件費の低い中国人労働者約300人を雇った。
それまでのトライアルは居抜き出店で急成長したものの、規模の大きな安売り屋にすぎなかった。九州物流センターは荷受け、検品から出荷まで集中処理し、配送も最適なルートとスケジュールを組むことで物流費用を節減した。同社のシミュレーションでは委託物流より7~8%安くつく計算だった。
※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>流通メルマガのご案内
流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1週間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>関連キーワード
関連記事
2025年1月3日 06:002025年1月2日 06:002024年12月20日 09:452024年12月4日 12:302024年11月27日 11:302024年11月26日 15:302024年12月13日 18:30
最近の人気記事
2024年9月20日 10:10
2025年1月1日 06:00
2024年12月26日 17:00
2024年10月23日 17:30
2023年12月27日 14:45
まちかど風景
2024年11月18日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す