2024年07月20日( 土 )

福岡県百貨店の2~3月期、井筒屋以外は利益回復遅れる

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡県百貨店3社の2021年度売上高は前年の落ち込みの反動で前期比増収になるが、コロナ前の2019年度にはおよばない見通しだ。昨秋から年末にかけ緊急事態宣言で客足が伸び悩んだのが響いた。経常利益は井筒屋が黒字転換するが、博多大丸は赤字幅縮小にとどまる。岩田屋三越は9月中間決算発表時には黒字を見込んでいたが、達成は厳しい。

 岩田屋三越の3月期の売上高は13.7%増の960億円になる見込みで、従来予想の1,009億円を下回る。20年3月期比では112億円の減収となる。経常利益は8億700万円に黒字転換を予想していたが、上期は8億2,100万円の赤字で、売上が計画に未達なことから下振れしそうだ。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1週間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連キーワード

関連記事