【懺悔録・外伝】藤堂信太郎氏が「熊楠家」オープンか 祝花に並ぶ2つの名前にザワつく中洲住民
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「にらそば」にニーズがあるのかは不明
コロナ禍が直撃していた中洲も、徐々に人が戻り始めている。逞(たくま)しい自由人たちが集う解放区・中洲にまた1つ、新しい店がオープンした。
中洲2丁目「新橋ビル」1階、国体通り沿いにオープンしたのが、博多にらそば「熊楠家」(くまぐすや)だ。熊楠家はかつて、藤堂信太郎氏が東京・新宿と中洲で運営していた店舗と同名だという。信太郎氏の母親は中洲の老舗クラブ「ロイヤルボックス」のママ、藤堂和子氏。
▼参考リンク
ロイヤルボックス・藤堂和子氏の息子が横領容疑で逮捕藤堂和子氏をめぐっては、26日に『懺悔録』(データ・マックス刊)が発売されて、中洲ウォッチャーたちの注目を集めていた(おかげさまで売れ行き好調です。石川県のWさん、埼玉県のYさん、ご注文ありがとうございます)。信太郎氏がオーナーとみられる熊楠家だが、オープンを祝って寄せられた花台に並ぶ名前について、気になる情報が寄せられた。
「藤堂和子と並んで、矢西株式会社の名前がありましたよ。矢西って西川(貞紀)さんのとこでしょ? もう仲直りしたんですか?」(元暴力団幹部A氏)
矢西株式会社と藤堂信太郎氏の関係は
結論から言うと、A氏は大きな勘違いをしている。ややこしいが、この祝花に付けられた「矢西株式会社」は、『懺悔録』の主人公である西川氏が会長を務める矢西建設とは別の企業なのだ。
説明しよう。矢西株式会社は、西川貞紀氏が代表を務める矢西建設の元取締役らが昨年4月に設立した土木会社で、設立にあたっては兵庫県の土木工事業M社が資金を提供したという情報もある。西川氏の弁を借りれば「裏切り」「乗っ取り」同然に“矢西”の名前を使われているというが、さて真相はいかに。
それにしても解せないのは、なぜ矢西株式会社が藤堂信太郎氏の店にわざわざ花を出したのかということだ。藤堂信太郎氏が矢西建設に出入りし始めたころ、当時の取締役たち(現・矢西株式会社の上層部ら)は信太郎氏のことを悪しざまに言っており、必ずしも仲は良くなかったはず。“敵の敵は味方”ということか、それとも何か“借り”ができたのか。
開店祝として、祝花の他には某企業の代表名入りのビールケースも積まれていた。教育事業も手がける企業とみたが、さて、大丈夫なのであろうか。
【データ・マックス編集部】
▼関連リンク
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【特報】『懺悔録』本日発売 ロイヤルボックス・藤堂和子との日々『懺悔録 ― ざんげろく ―
ロイヤルボックス・藤堂和子ママとの日々』〈目次〉
■邂逅~藤堂和子とデヴィ夫人
■前史~矢西建設はこうして生まれた
■重機の鬼
■「汚れ」仕事~工藤會対策
■藤堂和子との出会い
~同和団体との関係
■そして誰もいなくなった
~矢西建設70年の終焉
■他人の財布に頼る親子
■チェンジ~反転攻勢
■法廷闘争
※情報誌『I・B』に掲載された藤堂和子氏と藤堂信太郎氏の関連記事、矢西建設の調査レポートを資料として掲載A4判/52頁/価格=22,000円(税込)
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