2024年12月22日( 日 )

九州八重洲、取得不動産をコスモス薬品などに売却完了

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 西部ガスグループの1社で、福岡を中心に年間50棟限定で住まいの供給を行っている九州八重洲(株)が、日本郵便(株)から取得していた不動産の主要5物件中4物件の売却を完了していたことが判明した(関連記事「日本郵便の売却不動産、20件超を九州八重洲が取得」)。

 今回判明したのは、北九州市1件、東京都1件、神奈川県2件の4物件で、北九州市門司区柳原町の約1,300坪の土地を購入したのは、ドラッグストア大手の(株)コスモス薬品。新規出店が予想されることから、地域住民の生活利便性の向上が期待される。

 また、東京都ならびに神奈川県の3物件は、飯田グループホールディングスの1社で、東京本社のハウスメーカー、タクトホーム(株)が購入している。

 九州八重洲は、日本郵便から不動産を取得してから僅か1カ月で大手企業への売却に成功しており、新体制下で同社の仕入れ能力と販売力はさらに向上している。

 マンション用地の取得が厳しさを増す福岡においては、西鉄天神大牟田線・白木原駅前徒歩1分の物件(約660坪)が残されており、今後の動向が注目される。

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【代 源太朗】

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