2024年11月15日( 金 )

パナソニック製電材が今秋値上げ~2倍になる商品も

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 パナソニックは電気工事などに使用される電設資材の価格を今年10月から値上げする。値上げ率は約5%に抑えている商品もあるが30%~50%台も珍しくない。蛍光機能付きのチャイムは115%値上げされる予定だ。

 金属製材料などの原材料高騰と物流コスト増が理由だが、電気工事関係者は半導体が使用されている商品の値段の上昇率がとりわけ高くなっていることを指摘する。パナソニックに限らず今春より電材価格は上昇している。電材販売業者は価格上昇だけでなく、複数商品の入手が困難になっていることを指摘。「買い占め防止のために計画出荷せざるを得ない」と顔を曇らす。外部環境を鑑みて価格転嫁を容認する業者が多いが、「銅線は毎月値上がりしている」(電気工事業者)と先行きを懸念している。

【鹿島 譲二】

▼関連リンク
2022年10月 価格改定のお知らせ | Panasonic

関連キーワード

関連記事