8月4日夜8時半に銀座7・8丁目の写真である。ご存知の通り、この界隈は夜に賑わうゾーンで、高級クラブがひしめいている。本来ならば華やかな衣装で着飾った女性たちが闊歩しているはずなのにまったく見当たらない。7回目の銀座の沈没か?約一カ月前に訪問した時は、非常に活気があったが、今回の第7波は感染が強烈だ。銀座の夜から活気、華やかさが失われるということは、日本全体が沈滞している兆候を体現しているのに等しい。
昼間は人通りが多いのかといえばサッパリである。昼間に閑散としている理由は若干異なり、熱射にある。36度を超える暑さのなかでウロウロするような物好きな人はいない。8月1日、博多リバレイン界隈では昼食のため外出するサラリーマンの姿をほとんど見かけなかったが、銀座も同様なのだろう。
あまりの暑さに耐え兼ね、銀座でタクシーに乗り込んだ。運転手さんはニコニコニッコリ。「昼間はおかげさまで稼働率は上がります。ところが夜はサッパリです。だから夜は早めに切り上げます」という。この様子では、銀座の再起は、8月いっぱいはありえない。
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