【福岡県】26年度予算、2.3兆円と過去最大 県税も過去最大に

 福岡県が13日に発表した2026年度一般会計当初予算案は、前年度比5.1%増の2兆3,000億円と過去最大となった。6年連続で2兆円超となった。20日開会の県議会定例会に提出する。歳入について、企業の業績好調により法人事業税・法人県民税が伸び、県税は同4.0%増の8,308億円とこちらも過去最大を見込む。

 県は重点分野について、産業競争力強化、子育て・教育環境の充実、防災・減災、(賃上げ支援や日産移管関連)、農林水産業の強靱化など挙げる。投資配分が目立つのが企業・産業政策。自動車サプライチェーン強靭化費として5億5,071万円を計上する。日産自動車の生産移管を契機としたサプライヤーの設備導入や技術開発に対する助成などに充てる。中小企業の成長投資・賃上応援費として3億6,732万円を計上する。賃上げに取り組む中小企業が行う製品開発などの事業を助成する。

 DX推進では、建設インフラまるごとDX推進費として2億1,144万円を計上し、関連行政および地場中小企業の業務のDXなどを支援する。創業支援では、「Fukuoka Bio Open Gateway」形成推進費として1億7,171万円を計上し、バイオスタートアップの創出などに充てる。ほか、「国内観光需要喚起事業費」として、3億2,307万円を計上し、インバウンド誘致の強化などに充てる。

 子育て分野では、学校給食費の保護者負担軽減に取り組むほか、18歳以下の子どもへの1万円給付を実施する。

令和8年度一般会計当初予算

【茅野雅弘】

法人名

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