2024年11月05日( 火 )

久留米大らとの共同研究で外国人労働者を支援~ウチヤマHD

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 ウチヤマホールディングス(東証スタンダード、北九州市小倉北区)より、同社が発刊している社内報を提供していただいたので、一部を掲載する。なお、同社ホームページでも社内報を閲覧できる。

外国人労働者の心身の健康支援体制確立を
久留米大学・東京家政大学と共同研究スタート

 ウチヤマホールディングスでは、久留米大学医学部環境医学講座、東京家政大学健康科学部が進める介護分野における研究に関し、連携協力による共同研究を開始しました。

 現在、外国人技能実習制度や、新たな在留許可としての特定技能により、日本における外国人労働者の増加が見込まれるなかで、日本で暮らす外国人が医療機関を受診する機会が増加し、医療現場においても外国人への対応の機会の増加が予想されます。さまざまな国・地域の生活習慣、宗教などの違いにより、健康状態、健康への意識・習慣も日本と大きく異なることが考えられますが、外国人労働者の心と健康に関する研究事例は乏しく、情報が少ないのが現状です。

 今回の共同研究では、さわやか倶楽部の介護施設で勤務するインドネシア人の技能実習生の健康習慣や心身の健康状態について、聞き取りとアンケート、口腔内検査を行うことで現状を把握し、問題点を把握することで、外国人技能実習生の心身両面の支援体制を整備し、より安心して幸せに就労できる環境の構築を目指します。

主な協力事項

(1)共同研究の実施とこれにともなう研究者・実習生・労働者・介護従事者等の人材交流
(2)外国人介護技能実習生・労働者を対象とした聞き取り・アンケート調査(感染知識と予防状態、睡眠、心の健康など)
(3)歯科検診と健康結果に対する指導・治療の円滑化
(4)産業医による定期面談(メンタルヘルス)
(5)介護施設の感染対策状況と感染予防教育・指導

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