【北九州市長選】元厚労官僚の武内和久氏が立候補表明
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厚生労働省元室長で企業経営者の武内和久氏は17日、2023年2月に任期満了にともない実施予定の次期北九州市長選挙に、無所属で立候補すると表明した。同市長選への立候補を表明した候補は初めて。
武内氏は1971年生まれ、福岡市出身。久留米大学附設中・高、東京大学を卒後、厚労省入省。同省福祉人材確保対策室長などを務め、マッキンゼー・アンド・カンパニー、アクセンチュアなどを経て、現在はBLOOMIN' JAPAN(株)代表取締役、九州国際大学客員教授を務める。政治面では福岡市政策参与、北九州市政策アドバイザーなどを経て、19年の福岡県知事選挙に自民党公認で立候補したが、落選した。
武内氏は記者会見で、ビジネスと社会保障に携わった経験を北九州に注ぎ込むとし、「次のステージの北九州をつくるため、もっと稼げるまちにして人口100万人を復活させたい」と意気込みを語った。
現職の北橋健治市長は現在4期目。同市長選挙への対応について、9月開会の市議会までに結論を出すとしており、現時点では明確にしていない。
【茅野 雅弘】
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