沢井製薬 飯塚市の第二工場に新固形剤棟起工、490人雇用
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沢井製薬(株)(大阪市)は23日、飯塚市にある第二工場で計画中の新固形剤棟の起工式を行った。ジェネリック医薬品の需要増に対応することなどが狙いで、2023年12月の竣工に向け来月着工し、24年4月の初出荷を目標にする。
現在の第二九州工場の生産能力は年間26億錠だが、今回の計画では最大30億錠の生産が可能となるスペースを確保し、生産設備を段階的に拡充していくという。新固形剤棟の敷地面積は2万6,304m2で鉄骨造7階建、総工費は約405億円。490人の雇用を予定している。
沢井製薬の澤井健造社長は「今後、他の工場においても、増産に向けた設備の増強、人員確保を積極的に推進することにより、ジェネリック医薬品を必要とするすべての人々に安全かつ高品質な製品をお届けすることに努めてまいります」としている。
【新貝 竜也】
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