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三菱地所(株)(東京都千代田区)は30日、昨年8月31日をもって閉館した「イムズ」跡地の複合ビル開発プロジェクトの概要を発表した。
複合ビルは「天神ビッグバンボーナス」(※1)の認定を受けた高さ約91m、地上20階、地下4階建てで、建物外装に九州産材のCLT(※2)パネルと植栽を有機的に配置し、都市と自然の調和を目指す。「シンボリックかつランドマーク性の高いデザインを実現する」という。
延床面積は7万4,020m2で、1~3階の一部と16~19階にホテル、1~2階の一部と地下1~2階に店舗が入り、7~15階はオフィスフロアとなる。
敷地南側には渡辺通りとふれあい広場をつなぐ約500m2の地上広場を整備し、敷地北東側には地上広場を整備する。また、建物低層部には、植栽と合わせてベンチなどの休憩施設を設けるという。
着工は来年7月、竣工は2026年3月を予定している。

※1:天神の魅力向上に資する一定の要件を満たす、魅力あるデザイン性に優れたビルとして認定し、それに応じてインセンティブを付与する制度。 ^
※2:Cross Laminated Timber(直交集成板)の略で、木の板の層を各層で互いに直交するように積層接着した大判パネルのこと。 ^
【新貝竜也】
法人名
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