ファクトチェック~安倍元総理とトランプ元米大統領の「信頼関係」
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Net IB News-Newsにも何度か寄稿している国際ビジネスコンサルタントの浜地道雄氏より、同氏のブログ「浜地道雄の『異目異耳』」に掲載された安倍晋三元総理の国葬に関する記事を紹介していただいたので共有する(なお、ブログ初出は9月26日)。
さあ、いよいよ明日9月27日は安倍晋三元総理の「国葬」だ(※編集部注:ブログ初出は26日)。
筆者(浜地)は常に「穏健、中庸、公正」を心がけており、ここではその「可否(政治論)」は論じない。
まず何よりも、故人のご冥福を祈る。人として――。
が、やはり、なぜか余り話題にならない安部元総理の「不適切言動」について、記さねばならない。トランプ(前)米大統領との「友情、信頼」関係についての疑問だ。予断を交えずFact Check:一体「真実」何なのだ――。
トランプは、バイデンに対抗しての2016年11月の大統領選において「核実験(核兵器)」への賛美を表明している。
唯一の被爆国日本の宰相として、それとの「個人的信頼関係」を誇示するのはいかにも「不適切」ではないか。
また、トランプ米大統領(当時)は2019年2月15日(現地時間)、「安倍総理(当時)からノーベル平和賞に推薦された」と「暴露」した。
これについて玉木雄一郎議員が国会で追及したのに対して、安倍(当時)総理は「ノーベル委員会の規定で50年間は封印」と答弁して「逃げ切った」。
長くノーベル平和賞を追ってきた筆者は、玉木議員に直接・間接に「ノーベル委員会の規定ではたしかに審査過程は秘密だが、推薦nominationについての制限はない」と進言したが、反応は無かった。この「推薦状(5ページにわたる)は公文書」と追及した初鹿(当時)議員も同様無反応だった。残念。
さて、まだ就任式(2017年1月20日)を終えてない(すなわちその時点ではオバマ大統領であるにも関わらず)トランプをアベサンは私邸(NYCトランプタワー)に訪ね、金のパターを贈り、祝意を表明した。
この関係をアレンジしたのは統一教会であるとの説もある(要確認)からことの根は深い。
筆者の米国生活での個人的感覚としてもトランプのPC (Political Correctness)の欠如は「非」であり「否」だ。
<プロフィール>
浜地 道雄(はまじ・みちお)
国際ビジネスコンサルタント。1943年、上海生まれ。65年、慶応義塾大学経済学部卒業。同年、ニチメン(現・双日)入社。石油部員としてテヘラン、リヤド駐在。88年、帝国データバンクに転職。同社米国社長としてNYCに赴任、2002年ビジネスコンサルタントとして独立。現在、(一財)グローバル人材開発顧問。『月刊グルーバル経営』誌にGlobal Business English Fileを長期連載中。関連キーワード
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