2024年12月23日( 月 )

【徹底告発/福岡大・朔学長の裏面史(15)】<独裁政治篇>スタート予告

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 「朔学長の暴走を止めて!」──そんな学内外からの声を受けてデータ・マックス特別取材班が調査を開始、今年7月に連載スタートした、【徹底告発/福岡大・朔学長の裏面史】シリーズ。

 シーズン1(「『研究業績2636本』の実態」)では、朔啓二郎学長が大学HPで公表してきた「研究業績」(著書や論文など)がいかに粉飾まみれのものであるかを明らかにした。

 シーズン2(「恐怖政治篇」)では、朔氏が“念願の”学長就任をはたすまでの道のりを報じた。すなわち、「福大医学部初の生え抜き教授」をウリに同窓会の強力な支持を集め、腹心の教授らを手駒に使ったパワーハラスメントで医学部スタッフを意のままに従わせながら、学内権力を固めていったその過程である。

 7月26日の記事を最後に長い“夏休み”をいただいていたが、続報を待ち望む読者からの熱いエールにも後押しされ、満を持してここから連載を再開する。今シーズンは「学長就任後の専横」、すなわち朔執行部の3年間の動きをお伝えしよう。

 具体的には、(1)「多目的棟(仮称)」建設計画、(2)大学附属病院人事、(3)「社会データサイエンス学部(仮称)」新設計画にもリンクする「情報基盤センター」長人事、の3つの話題に焦点を当て、朔学長が強大な学長権限をいかに、福岡大学を、ひいては日本の高等教育を高めることではないことに用いているかを、白日のもとにさらしたい。

 前2シーズンを通じて浮き彫りになったかれの人物像とも合わせて、日本の国力低下を憂う幅広い読者諸氏が、福大関係者のおぼえる危機感を共有していただけるよう心から願う。

(つづく)

【特別取材班】

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