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25日、電力各社の株主総会が行われた。福岡市内のホテルで開かれた九州電力(以下、九電)の総会は昨年の総会よりも20分長い3時間42分におよんだ。
九電は現在、鹿児島県の川内原発の再稼働と4期連続となる赤字が話題となっている。株主総会でもその点が株主から追及され、第4号議案として瓜生道明社長の経営責任を問う解任議案まで株主から提出された。解任議案提出の理由は原発再稼働にこだわり、大幅赤字を計上したことの経営責任としている。この議案は否決されたが、8月の原発再稼働に向けて本格的に動きだしていることもあり、株主からはこの議案以外にも再稼働に対する多くの声が上がった。
九電広報はデータ・マックスの取材に対し「原発の再稼働に関しては慎重にした方がいいという意見と、早期に実現したほうがいいという意見の両方がある。今回の総会でもさまざまな意見が出された。平成23年(2011年)には1,000人を超える株主が出席したが、今回は612人。荒れたという印象は薄い」とコメントしている。
【柳 茂嘉】
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