安川電機
2日、(株)安川電機(本社:北九州市八幡西区、津田純嗣会長兼社長)は、自動車ボディのスポット溶接用途に特化したMOTOMAN-VS100を8月5日から発売開始すると発表した。主な用途は自動車製造ラインにおける自動車ボディのスポット溶接。
同製品の主な特長は、従来の6軸構造のロボットのLアームの中間にL軸(第2軸)・U軸(第3軸)と同一方向に動作する1軸(E軸)を追加することでLアーム長可変構造を実現。これにより以前の6軸構造のロボットに比べてワークに対するUアームの姿勢がコントロールしやすくなり、自動車ボディのスポット溶接におけるツール姿勢動作範囲の拡大を実現したとしている。そのため、ワークに対しての接近性が良くなり、省スペースレイアウトを実現するとしている。
また、今回の7軸構造によって、同製品は特に上下方向のツール姿勢動作範囲を拡大しており、左右動作よりも上下動作を増やすことによって左右のロボットとの干渉を気にすることなく、より高密度なレイアウトが実現可能としている。
さらに、ツール姿勢動作範囲の拡大により、スポット溶接可能(面直でのアプローチが可能)範囲が広がることでレイアウト設計の手間を大幅に削減するとしている。
販売開始は8月5日。オープン価格で、目標販売台数は年2,000台。
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