2024年12月12日( 木 )

中島淳一の大勝負に、熱き支援を!!

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 劇団エーテルを主宰する中島淳一氏は、本年65歳になります。彼の本業が抽象画の画家であることをご存知でない方が多いのではないでしょうか。
 今年3月のことであります。京都・大徳寺において、日本画家・千住博作の襖絵の前に立ち竦んでいました。一面に塗りつけてある群青色に圧倒されました。その大作の眼前から、中島淳一氏に電話しました。「さすが、千住博の絵に感動させられています」と。

 「何の戯言をほざいているの?コダマさん!!千住博氏がニューヨーク・マンハッタンSOHO街で制作活動して、ブランドを上げたことをご存じありませんな」と嘲笑されました。
 そして、次の言葉に驚愕したのです。「私も今年11月に、ニューヨーク・マンハッタン日本クラブで、個展と独り芝居を行う。尊敬する千住博氏を後追いする」と宣言しました。

 続きがあります。「この個展の後は、SOHO街で創作活動に専念するつもりだ。70歳までの5年間に、画家としての集大成の意味を込めて没頭したい。円熟した年齢を迎えて、勝負できないのは馬鹿だ。私のすべてが否定される」という、並々ならぬ決意の告白を受けたのです。

 65歳を過ぎれば、凡人は健康のこと・趣味のこと・孫のことしか関心を持ちませんね!!ところが中島淳一氏は、1日13時間絵の創作活動に邁進するそうです。画家としての半世紀の総決算をこの5年で集中すれば、70代以降の展望が切り拓けるのと教えを明示されました。
 また中島淳一氏から15日に次のようなメールをいただき、さらに彼を見直したのです。

 東京芸術劇場でのハムレットの公演の翌日、観に来ていただいた画商と3時間ほどいろいろな話をする機会に恵まれました。
 今、画商の間ではやはり、草間彌生(88歳)が専ら話題の中心のようでした。
 何しろ、3年前まではサムホール(ハガキ2枚の大きさ)の価格が1,000万円だったのが、今では3,000万円もするのですから。若い頃、アメリカで描いた作品は6億円前後で売れているそうです。
 やはり、まずは描き続けること。次に大事なことは作品を発表し続けること、それも何処で個展をするのかも重要な要因だということ。
 秋のニューヨークの個展の前に、良い刺激を受けました。

 さらには、18日まで開催されていた「国際芸術交流展神戸2017」に「楽園の夜明け」(アクリル、90×60)を出品し、「フランス・アンティーブ・ピカソ美術館友好協会賞」を受賞したという。

 23日公演の一人演劇「釈迦」を通じて、中島淳一氏の覚悟が伝わってくるのではないでしょうか。中島淳一氏の大勝負に、熱き支援をお願いします。

2017年6月19日
株式会社データ・マックス
代表取締役社長・児玉 直

 

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