2024年12月22日( 日 )

樋渡前武雄市長 民間で雄飛か

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
樋渡啓祐氏<

樋渡 啓祐 氏

 今年1月の佐賀県知事選落選後、起業を選択し樋渡社中(株)を設立した前武雄市長の樋渡啓祐氏。負ければ落ち武者のようになる事を想起したというが、メルマガの発信に加え各地で講演を行うほかTV出演も増加。今年6月には(株)地域経済活性化支援機構の社外取締役にも就任した。

 こうしたなかで、ある週刊誌は「ツタヤ関連企業に天下り」と記しCCCモバイルが設立した子会社のふるさとスマホ(株)社長就任について報じた。ネット上や市民の声として辞任後の社長就任を在任中に就任を約束して不正な行為をしていた場合は「事後収賄罪」の可能性があるというもの。
 樋渡氏は自身のメルマガで武雄市のような許認可権限のない基礎自治体は天下りの元となりえないことを指摘。そもそも、佐賀知事選へ出馬しているとして在任中の社長就任の約束を否定している。この件についてカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、「時系列的にもあり得ないし、そのような事実はまったくない」と樋渡氏のコメントを裏付けている。

 今回の報道は、樋渡氏の民間での活動が全国的な影響力を持ちつつあることを示す。地方活性化を期待する経営者や市民から政治の世界での待望論は根強いが、樋渡氏は民間で更に力を発揮することが浮き彫りとなった。

※詳細は樋渡氏のメルマガにて読むことができる。月額540円
メルマガ:樋渡啓祐の地方創成ここだけの話

 

関連記事