アスコット、福岡・天神で定期借地権を活用したオフィス開発

　アスコット（東証スタンダード）は、福岡・天神にて定期借地権を取得し、オフィスビル「（仮称）AUSPICE［オースピス］福岡天神」を開発する。
　開発するオフィスは、RC造・地上10階建で、延床面積は644坪。設計はR.E.D建築設計事務所およびSAKO建築設計工社が手がけ、来年春の着工、25年春の竣工予定となっている。敷地面積は約120坪。

　同社は、「定期借地をはじめとした借地権を活用した物件開発は、土地活用・相続にお悩みの土地オーナーさまへのソリューション提案の1つとして、今後も継続的に取り組んでまいります」という。

　また、オースピス福岡天神について、「オフィス・商業用途において汎用性が高く、投資目的と実需双方における多様なニーズが見込まれることから、自己保有資産の積み上げも視野に入れております」と話す。さらに、「福岡市に本社を置き、分譲マンション開発、リノベーション事業等の総合企画・販売を行う子会社のシフトライフとともに、今後も九州エリアでさまざまな不動産事業を推進してまいります」と意気込む。

【永上　隼人】