2024年11月28日( 木 )

いよいよ有事関連物件の建設ラッシュか!(1)

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 昨年12月のことである。知人Aのところに工場増設の仕事が飛び込んできた。相手の雰囲気からして、何処に頼んでも断られてきた節があったという。「緊急の設計依頼であったため、何処も引き受けるところがなかったのであろう」とAは推察した。Aは依頼者との約束通りに2日間で設計書を仕上げた。設計事務所には「たとえ正式発注を取れなくても設計代は払う」とAは確約した。当然、約束を聞いた業者は連日、徹夜、徹夜を敢行して仕上げた。

 設計図面を提出された発注側は「作成されたのですか」と驚きの声を挙げたという。どうやら、本当に「できあがる」とは考えてもいなかったらしい。当然、見積もりには十分な利益を加算していた。この情報を耳にして「これは軍事用部品製造工場の案件であるな」と直感した。ミサイル関連かもしれないと目安をつけた。Aの口ぶりによると「北部九州エリアで30件を下らない物件が計画されるらしい」とのことだ。いよいよ日本も、そして福岡地区でも、秘密裡に有事に備えた製造体制の確立が進んでいるということだ。

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