田辺・古賀市長トークショーが盛大に開催~「持続的な発展に向けて“まちの力”を引き出す要諦」とは~
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データ・マックスでは1月26日(木)、2期目を迎えたばかりの古賀市長・田辺一城氏をゲストに招いて、講演会&懇親会を開催した。古賀市への進出を検討している企業や、古賀市での新たな開発に興味のある企業の経営者ら約50名が参加。参加者は皆、田辺市長の講演に熱心に耳を傾けるほか、懇親会では活発な交流を行っていた。
田辺市長は、昨年11月の古賀市長選挙で無投票での再選が決定し、現在は古賀市長として2期目のスタートを切ったばかり。これからの古賀市の持続的な発展に向け、JR古賀駅前再開発や新たな産業団地開発、居住機能の強化に向けた土地利用転換の検討、市内外のクロスオーバーなど、1期目の取り組みをさらに加速する方針を宣言している。
講演会で田辺市長は、地勢的な要素も含めた古賀市のポテンシャルについてのほか、自身が1期目から推し進めてきた市内各所での開発動向について熱弁。とくに今回は、「産業力の強化」と「居住機能の強化」に向けての市内6地区で進む開発の進捗や見通しについて、地区ごとにその詳細を語った。
また、自身が“一丁目一番地”に掲げるJR古賀駅東口再開発に向けては、市民とのワークショップを通じて描いた青写真を示し、地権者であるニビシ醤油(株)との調整を図りながら、中心市街地をいかにして魅力あるエリアにしていくかの考えを示した。「古賀市は現在、市内各地で同時多発的に開発を進めている、かなり稀有な自治体になっています。というのも、都市計画の手続きには非常に時間がかかるのと、人口減少社会に突入している現在では、タイミングを逃してしまったら、もうチャンスが失われると思っています。もう今やらないと駄目だということで、継続的・断続的な開発を推し進めています。企業誘致の産業振興策を図っていくことで、移住・定住・居住というところにつなげ、まちを持続可能なものにしていくこと。こうしたことをしっかりと今やらないと、未来への責任が果たせないという思いで、これからもさまざまな取り組みを加速させていきます」(田辺市長)。
続く懇親会は、福岡地所(株)取締役副会長・榎本重孝氏による乾杯の音頭で盛大にスタート。参加者同士が親交を深める一方で、田辺市長と直接話したいと希望する方々が長蛇の列をなしていた。その後、中締めの挨拶を大高建設(株)取締役 営業本部長・宮崎賢治氏が行い、会は盛況のうちに幕を閉じた。
【坂田 憲治】
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