2024年11月28日( 木 )

物価高でサラリーマン受難

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡でも飲食店の価格が軒並みアップしている。あるレストランでは薩摩牛・豚しゃぶしゃぶのコースが6,500円であったのが、8,300円に上がっていた。また、ホテルのレストランのランチメニュー天ぷら定食が3,880円から5,200円に大幅値上げになっている。

 東京の有楽町に目を転じてみよう。もともと東京の飲食店の価格は福岡市よりも20%程度高かったのであるが、今回の値上げには驚いた。山手線有楽町駅周辺にはサラリーマンが気晴らしできる居酒屋が密集している。夕方5時半、店を覗いてみた。サラリーマン風の2人と1人客の計3名が、すでに酒の雰囲気に酔いしれている。

 こちらもまずは芋焼酎お湯割り1杯を頼んだ。伝票をみたら何と950円となっているのには驚いた。つまみとして、ホタルイカとさつま揚げの2品を頼んだら1,600円だった。2杯目を頼み、残り1品を頼んで30分滞在して引き上げた。精算金額5,100円なり。これではいちいち飲むたびに勘定が心配で気が気ではない。かつての東京のサラリーマンたちの安らぎの場も、今や昔となってしまったのだろうか。

関連キーワード

関連記事