北九州空港が27年度にも滑走路延伸 物流の国際拠点へ
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国土交通省は北九州空港の滑走路延伸を2023年度から事業化する方針を固めたもようだ。現在の2500mから3000mに延長する。事業期間は27年度までの計画で、順調に進めば同年度中にも供用を開始する。
同空港は九州で唯一の24時間運用可能な海上空港であり、北九州市は同空港のそうした特徴をいかして、物流機能を強化して物流拠点とする取り組みを進めてきた。滑走路の3000mへの延伸が実現すれば、欧州や北米などとの長距離飛行が可能な大型貨物機の就航も可能になる。九州において半導体工場の集積が進むなか、物流機能の大幅な強化にとどまらない効果が期待される。
同空港では、アメリカの物流大手ユーピーエスの日本法人が20日に中国・深圳市との国際貨物定期便(週5便)を就航させている。
【茅野 雅弘】
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