「幸福の科学」大川総裁が死去 長男・宏洋氏、心境を語る
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宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁が2日に死去していたことがわかった。66歳だった。2月28日未明に自宅で倒れているのが発見され、心肺停止状態で病院に搬送されたものの、今月2日に死亡した。
教団のホームぺージによると、大川総裁は1956年7月7日、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社勤務に勤務。その際にニューヨーク市立大学で国際金融論を学んだ。86年に幸福の科学を設立。信者は世界168カ国以上に広がっているという。また、2009年には幸福実現党を設立。この年の衆院選に出馬したが落選している。
気になるのが、親族が教団の後継者となるのか、また大川総裁の遺産がどう相続されるかだ。長男で、現在は教団を離れてYouTuberとして活動している宏洋氏は、隆法氏の死去について2日、自身のYouTubeチャンネルで、「教団からは現在のところ連絡が取れない状況で、長女の咲也加氏、次男の真輝氏にはLINEと電話で連絡したが、動画投稿時点で連絡が返ってきていない」と話している。三男の裕太氏と次女の愛理沙氏については、連絡先を知らなかったため連絡が取れない状況だという。宏洋氏は「今後、遺産問題が発生する」とし、「基本的には隆法の遺産の半分をセカンドマザーの紫央さんがもっていきます。残りの半分を5等分してきょうだいで分け合う(中略)次男の真輝と三男の裕太は音信不通で、正直消息不明なので、そもそも何人生きているか分からない。僕が死んだら残りの生きている人の取り分が増える」としている。
なお、宏洋氏は1日の投稿で「僕自身の命が危ないので、自衛のため動画をあげておきます」と語っていたが、2日の投稿で「報道が出る前に闇討ちされて消されたらやばいかなと思っていたが、報道が出て状況がみんな分かったので消される可能性は昨日よりましになった」と話している。
【データ・マックス編集部】
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