【佐賀県鳥栖市】新市庁舎が開庁
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親しみやすく防災の拠点となる安全な庁舎
佐賀県鳥栖市では、2021年度から建設工事を進めてきた市役所新庁舎本館と北別館が3月完成し、5月8日から業務を開始する。
市役所新庁舎には「防災拠点となる安全な庁舎」「誰もが利用しやすい庁舎」「機能的かつ経済的な庁舎」「市民が親しみやすい庁舎」「環境に配慮した庁舎」という5つの基本方針が掲げられている。新庁舎は旧庁舎と隣接しており、本館は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の3階建て(一部4階機械室)で、延床面積1万669.90m2。3面がガラス張りの開放的なつくりとなっている。北別館は鉄骨造2階建てで延床面積1,422m2。
去る5月7日には、山口祥義・佐賀県知事や原口一博・衆議院議員、岩田和親・衆議院議員などの来賓を迎えた新庁舎落成式および鳥栖市議会議場開場式が行われた。
主催者挨拶で向門慶人・市長は「大地震に強い免震構造を取入れ、非常用発電機や耐震性貯水槽などを設置し、市内のライフラインが被災した場合でも、市民の暮らしと安全を守る拠点となります」と述べ、新庁舎の防災拠点としての機能を強調した。また、1階に各課の窓口を集約して市民の利便性を高めた点にも触れ、「新庁舎の完成を機に、これまで以上に市民に親しまれ、便利に利用していただける市役所となるように、職員とともに努めてまいります」と述べた。今年度には、さらに新庁舎に隣接する旧庁舎の解体工事、24年度にはイベントなどにも利用できる多目的広場や車椅子利用者の駐車場などを整備する計画を語った。
落成式では、向門市長をはじめ来賓者によるテープカットが行われた。
多くの市民からの喜びの声
午後2時からは市民を対象に新庁舎見学会も開催され、雨の中多くの市民が来場し新しい庁舎を見て回った。内覧を終えた市民に話を聞くと、多くの来場者が「素晴らしかった」と口を揃えた。他にも、「窓が大きく開放的」(50代女性)、「会議室がガラス張りで様子がうかがえる」(60代男性)、「市議会議場も見やすいつくりとなっている」(40代男性)、「各スペースがしっかりと取られている。よく考えられている」(70代女性)、「今の時代にあわせたつくりになっている」(40代女性)、などの声が聞かれた。
【内山 義之】
法人名
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