
8日、(株)タカギ(北九州市)の髙城寿雄氏が代表取締役会長の職を辞任することが明らかになった。今後、寿雄氏は名誉会長になり、代表権をもつのは取締役社長・髙城いづみ氏1名となる。
通知は社内向けの連絡ツールを用いて行われ、今後、各書類への代表社名表記が「代表取締役社長 髙城いづみ」になることを通知した事務連絡のみであった。
退任に先立ち、タカギはNSSKと業務提携の正式な調印を行ったと見られ、それを受けての寿雄氏の退任と見られる。
寿雄氏は1938年生まれで現在85歳。1979年11月にタカギを設立してから43年超、代表を務め、前身の(株)髙城精機製作所(66年5月設立)の時代を入れると、57年超にわたって代表を務めてきた。その退任を告げる通知がこれだけではあまりにも寂しい経営者としての最後である。
【寺村朋輝】
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