2024年09月27日( 金 )

LGBT法案成立、与党修正案が参院本会議で可決

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 性的少数者への理解増進を目的とする法、いわゆる「LGBT理解増進法」(以下、LGBT法案)が本日、参院本会議において可決、成立した。なお、同法律は公布後即日施行される。

 LGBT法案は超党派合意案、与党修正案、維新国民民主独自案の3つが提出されていた。今回可決された与党修正案は、維新の会などが提出した法案の内容を反映させたもので、「すべての国民が安心して生活することができることとなるよう留意するものとする」という条文が加えられていた。

 このことに対し、本来はマイノリティの生きづらさを解消するための法律が、マジョリティの配慮に重きを置いているとして、当事者団体などから再度の修正あるいは廃案を求める声明が相次いで発表されていた。

【杉町 彩紗】

関連キーワード

関連記事