順当なら消滅していた東日本
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NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のメルマガ記事を抜粋して紹介する。今回は、原発再稼働について改めて懸念を表明する7月19日付の記事を紹介する。
アメリカ合衆国がイギリスから独立するにあたって決定的な影響を与えたといわれるトマス・ペインの『コモン・センス』(光文社)第3章の冒頭部分。
「私が示すのは単純な事実と平明な主張、そして常識である。読者にあらかじめお願いしたいことがある。第一に、固定観念や先入観を捨てて、理性と感情を働かせて自分で判断をくだしていただきたい。第二に、人間としての真の品性を身につけていただきたい。いや、保っていただきたい。第三に、現在のことにとどまらずに未来にまで視野を広げていただきたい。前置きは以上の点に尽きる。」
名文だ。暗唱する価値のある文章。上記の文章は樋口英明氏の新著(7月21日刊行)『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々』(旬報社)https://x.gd/f1SHKの「はじめに」に記述されているもの。
6月14日開催の「そうだ、選挙に行こう!政策連合大集会」https://x.gd/qFodZ、https://x.gd/HKMp3
https://youtu.be/LJEpK0YwSBAで樋口英明氏が講演くださった。 樋口氏の講演内容をブログ記事、メルマガ記事に掲載させていただいた。「脱原発をさえぎる本当の敵」https://x.gd/V7x14「瞬時に国を滅ぼす戦争と原発」https://foomii.com/00050樋口氏は原発問題の本質は極めてシンプルであると指摘される。本質はたったの2つ。第一は、原子炉に、電気を使い、水を送り続けるという「人の管理」が必要不可欠であること。第二は、人の管理に問題が生じて事故が発生すると壊滅的な影響が生じるということ。
この2つが問題の本質。3.11で日本の総責任者3人がことごとく東日本壊滅を覚悟した。しかし、信じられない数々の奇跡が重なり、東日本壊滅が回避された。だからといって、このリスクを軽視するわけにはいかない。原発というのは、いざ事故が起きてしまうと想像を絶する被害が発生する。しかも、その事故は電気で水を送り込むという「人の管理」を外れただけで起きてしまう。
※続きは7月19日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「全国民必須の原発基礎知識」で。
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