九州4百貨店の自己資本比率、井筒屋とトキハは改善 山形屋はマイナスに転落
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九州4百貨店の2023年2月期末の自己資本比率は、井筒屋とトキハが最終黒字で前年度末から上昇したが、山形屋が赤字で1.1%のマイナスに転落した。鶴屋百貨店は55.0%と高水準でほぼ横ばいだった。
山形屋は7億9,800万円の最終赤字を計上したことで累積損失が過去の蓄えである自己資本を食いつぶし、2億8,200万円のマイナスに悪化した。自己資本に有価証券評価益を加えた純資産は2億2,700万円のプラスで、債務超過を免れているものの、今期に2億2,700万円以上の赤字を出すと負債が総資産を上回る債務超過に陥る計算だ。
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