2024年11月23日( 土 )

福岡県の6月新設着工 全カテゴリーで前年同月比減

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 国土交通省がこのほど発表した2023年6月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数はすべてのカテゴリーで前年同月を下回り、全体で前年同月比12.2%減の3,555戸となっていたことが分かった。

 福岡県の6月着工を利用関係別にみると、持家(注文住宅)が同1.4%減の752戸、貸家(賃貸住宅)が同13.5%減の1,736戸、分譲住宅が同14.9%減の1,066戸であった。

 分譲住宅のうち、マンションは同22.9%減の578戸、一戸建は同3.0%減の488戸となっていた。分譲一戸建の前年同月比減少は2カ月連続で、市場の息切れ感が強まっている。

 なお、全国の総着工戸数は同4.8%減の7万1,015戸で、このうち九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数も同9.9%減の7,678戸だった。

【田中 直輝】

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