共通の思い出を語りながら～「児玉悦子を偲ぶ会」が楽しく行われる

　6月23日、当社創業者の一人である児玉悦子が永眠したことは、本サイトでもお伝えしてある通りである。あれから2カ月が経過した8月28日、ホテルオークラ福岡にて、「偲ぶ会」が明るく開催された。参加者たちは故人と貴重な思い出を共有した面々である。かつて故人とともに瀬戸内寂聴住職講和ツアーに参加した方から、そのときのエピソードが披露された際は、参加者はみな、しんみりとその声に聞き入っていた。

　一人芝居で知られる俳優の中島淳一氏が、この日のために故人を題材とする演目を創作し、披露してくれた。参加者たちは頷きながら、氏の素晴らしい演技に惹きつけられている様子であった。ソプラノ歌手の黒木あすか氏は、故人が大好きだった「オーソレミヨ」を披露。当社会長・児玉直も思わず歌い始めた。参加者は64名であったが、「偲ぶ会」というものの意味を考えさせてくれる、楽しい夕べのひとときであった。