2024年12月27日( 金 )

【福大朔独裁政権崩壊(2)】関係者の率直な見解

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 高木忠博・クリニック高木院長の動画メッセージは、今回の福岡大学学長選挙において朔啓二郎氏を敗北に追いやるうえで最も大きな役割をはたした。公然と朔体制を批判した高木氏は朔氏と同期の福大医学部第一期生で、青春時代からともに遊んだ仲間であったが、「この友人の独裁政権は母校を壊す」との危機感を抱いて批判をした。この勇気が無ければ朔氏の学長2期目の可能性があった。高木氏らに話を聞いた。

(1)朔体制打倒の最大の功労者~高木院長

 朔氏とは親しい学友であった。しかし、学長になってから彼は人が変わってしまった。データ・マックスさんの勧めで動画にてすべてを語った。今回の朔学長落選に貢献できたかどうかはわからない。ただ烏帽子会(福大医学部OB会)を大胆に変革できる目途がついたから非常に嬉しい。

(2)医学・大学病院の立て直し~山口政俊前学長

 選挙の結果を刻々、目にした。1回目の投票結果、朔氏は77票しか取れなかったため、対立候補が決選投票で勝てるという確信を持った。前回の選挙では私の応援した候補者が不甲斐なく敗北をしたため、朔学長を誕生させた責任は私にあると痛感してきた。

 今回、勝利した永田さんは意志の強い人である。当初は学長選に立つことを勧めても「私は学長の器ではない、学長の業務に携わることは好きではない」と断っていた。同氏が決断したのは8月になってからである。決断すると行動が非常に速い人であると知った。「どうやったら勝てるのか」と徹底的に研究したようである。結果、勝利した。大学に新たな未来がくる予感がする。荒廃した医学部・病院の変革が緊急の課題である。永田氏はさまざまな策を講じていくであろう。

(3)福大の医師はパニック~福大OBの医療機関経営者

 福大医学部・病院の医者たちはパニック状態に陥っている。「朔学長が負けた」と連絡したら「嘘であろう」と相手にされなかった。ところが、「NetIB-Newsで朔先生の敗北ニュースが流れている。本当だ。私はどうなるのか?」と悲壮な声で問い合わせをしてきた。

 医学部・病院で要職に就いている連中はわかっているのだ。出世できたのは全部朔学長におべっかを使い、胡麻をすってきたからであることを。不埒なことも行ってきた。まさに革命が実行されて、朔体制側に忠誠を尽くしてきた我が身に今後、災いと天罰が降りかかるものと確信しているのである。

【青木 義彦】

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