2024年12月22日( 日 )

【追悼】故藤井勝彦氏への追悼の辞を語る不老安正氏

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 故藤井勝彦氏とはライオンズクラブの活動で兄弟の絆よりも深い信頼関係を築いた不老安正氏((株)かさの家・代表取締役、太宰府市観光会会長、ライオンズクラブの「ドン」的存在)は、故人を偲んで次のように語った。

 「ライオンズクラブだけでなく社会において知り得た人たちのなかで藤井さんは一番、度量の広い人であった。豊富な人生経験を積み、実直な人柄であったことに常に感服していた」。

 不老氏にとっての故人との一番の思い出は、2016年に福岡で開催された第99回ライオンズクラブ国際大会。そのときのことを不老氏は振り返って次のように語る。

 「この大会当時、337-A地区のガバナーであった藤井さんは国際大会推進委員長に就かれて粉骨砕身された。彼の活躍があってこそ大会は成功裡に終えたと思う」と評価した。

 故人はこの後、地区名誉顧問になった。名誉顧問会においても(会内は良識グループとそうでないグループに別れているようであるが)、故人は正面切って正論を展開してきた。まさに正義を貫く人であった。

 また、不老氏は故人との最後のやりとりも伝える。「10日に電話があり麻雀をしよう」との誘いであった。お互いメンバーをもう1人ずつ連れてきて麻雀を楽しんだ。13日には献血活動にも精を出したようである。「その疲労が祟ったとは思わないが、ICUでの治療が必要になったようである。最後までライオンズ魂を貫いた尊敬する男であった」と不老氏は惜しんだ。

合掌(児玉)。

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