2024年12月23日( 月 )

久留米市、塗装・造園工事でJV向け発注基準を拡大

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 久留米市では、9月以降、塗装・造園工事について、試行的にJV案件となる工事の対象金額を拡大している。地元中小企業が公共工事に携わる機会の拡大、それにともなう技術力や品質の維持・向上、ひいては地域の守り手としての建設産業を持続させることを目的とした取り組みだ。

 市ではJV案件となる工事の基準として、建築一式工事が設計金額3億円以上、土木一式工事が同1億5,000万円以上、その他工事は同1億円以上と定めている。

 塗装・造園工事はその他工事に分類され、設計金額1億円以上がJV案件となるが、今回試行的に同3,000万円以上の案件をJV案件とすることを決めた。なお、対象工事においては、JV結成にかかる期間を考慮し、入札公告から開札までの期間が1週間延長される。10月13日現在、対象工事はまだ発注されていないが、今後、地域の守り手としての建設産業を持続させるという目的に沿って、相応の対象工事が発注されることを期待したい(その他詳細はコチラ⇒「共同企業体への発注にかかる対象金額の拡大について(試行)」)。

【代 源太朗】

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