イフジ産業 鶏卵価格上昇により中間決算として過去最高益
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イフジ産業(株)(本社:福岡県糟屋郡粕屋町、藤井宗徳代表)は9日、2024年3月期の連結中間決算(第2四半期決算)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比47.6%増の131億8,200万円、営業利益は同82.6%増の12億2,000万円、経常利益は同81.0%増の12億4,800万円となり、四半期純利益は同115.9%増の10億2,700万円となり、利益はいずれも過去最高となった。
販売数量が同7.8%減となったものの、鶏卵相場が大幅に上昇(同+52.4%)したことや販売価格改定を進めたことにより、液卵売上高は前54.4%増の119億5,600万円となったことが、主に売上増に貢献した。また、四半期純利益については営業利益等の増加に加え、役員退職慰労金の支給により課税所得が減少し法人税などが低く抑えられたためと説明している。
なお、通期業績予想については、売上高は前期比19%増の248億6,500万円、営業利益は同14.1%増の17億9,800万円、経常利益は同14.2%増の18億4,400万円、当期純利益は同28.9%増の14億4,000万円としている。
【寺村朋輝】
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