2024年11月25日( 月 )

博多旧市街のイベント時期に MICEセミナー&商談会、ツアーを開催

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(公財)福岡観光コンベンションビューロー

 福岡市で観光客の誘致のみならず、コンベンション(国際・国内の各種会議、展示会などを指す)の誘致などに取り組む(公財)福岡観光コンベンションビューロー(以下、FCVB)は先日、コンベンション関係者やインセンティブ旅行の担当者、メディア関係者などを国内外から招聘し、「FAMトリップ2023」(10月31日~11月3日)および「MICEセミナー&商談会」(11月1日)を開催した。

MICE商談会の様子(大名カンファレンス)
MICE商談会の様子(大名カンファレンス)

    1日の「MICEセミナー&商談会」(大名カンファレンス)では、スコットランド出身で日本滞在歴の長いジャーナリストのキャサリン・ワートリー氏が講演しMICEのトレンドを紹介。商談会では台湾や香港、タイ、シンガポール、ドイツなどの旅行会社、国際的な学会やガイド協会などの関係機関者ら約15の事業者・団体の関係者が、内外の事業者と個別に話し込んでいた。

承天寺のライトアップを楽しむ関係者ら(中央は案内の松下美紀氏)
承天寺のライトアップを楽しむ関係者ら
(中央は案内の松下美紀氏)

    同日夜には、上記の関係者向けに「博多旧市街ライトアップウォーク」内覧会が開催され、同ウォークの総合監修を務めた松下美紀氏((株)松下美紀照明設計事務所)の案内のもと、関係者らは博多千年門、承天寺を訪れた。参加者は「博多駅から近い場所にも関わらず静かで、非常に幻想的」「ゴージャス」などと感想を述べていた。1年でこの時期だけの、博多ならではのトキ消費として、来年以降の観光客増加につながることが期待される。

 昨年の水際対策緩和以降、福岡市でもMICE()は徐々に回復している。今年7~8月に開催された日本バイオメカニクス学会大会(国際バイオメカニクス学会との共催、会場:福岡大学)では外国からの出席者が約7割を占めたといい、FCVBの担当者は、MICEは着実に回復していると自信をみせる。FCVBは現在、賛助会員を募集している。会費は1口2万円から。MICE関連事業に関心のある方は問い合わせてみてほしい。

【茅野 雅弘】

※MICE:企業などの会議、インセンティブ・研修旅行、国際会議、展示会・見本市・イベントを指す。 ^


<INFORMATION>
(公財)福岡観光コンベンションビューロー

所在地:福岡市中央区大名2-5-31
    福岡市交通局庁舎4F
設 立:1987年9月
TEL:092-733-0101
    (セールス&マーケティング部)
URL:https://www.welcome-fukuoka.or.jp

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