2024年12月25日( 水 )

人口減少に歯止めが止まらない~筑紫野市の例

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 筑紫野市は決して衰退中の地方都市ではない。今、開発に最も熱い地域の1つだ。

 とある物流拠点の開発も、地目田畑6万坪に対して急ピッチで進んでいる。50名の地主たちから契約書をもらう段階まで差しかかっている。その交渉で奔走している某事務方がぼやく。「交渉役に携わって2年半になる。この短期間に地主の方が5名亡くなっており遺産相続権のある家族の方々を回った。せめてもの救いは筑紫野市周辺で生活されているから書類処理の上では難しいことはない。ただ厄介なのは病院、老人ホームに入所されている方々が二桁を超えていることだ。それらの方々も近々、亡くなられる可能性があることを覚悟しなければならない。こんな福岡都市圏中心に接する場所でも人口が減少することを実感している」と語った。

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